短詩

 
とある港

 白波たつ
 風のある
 潮風に飛ぶ
 桜色の破片


 
 
 
 
 
 

短詩

 
プロコフィエフ

 鉄と血の響きより
 世界をめぐり
 近代のモーツァルトと呼ぶべし
 リズムと旋律の裏に隠れた
 かつての先鋭
 最後は、寂しく鉄の人の影に消える

 
 
 
 
 
 

短詩

 
五月雨

 五月雨と思いきや
 台風だなんて

 
 
 
 
 
 

短詩

 
チャイコフスキー

 男の子大好き
 むちむち むふふ
 情熱と悲哀の旋律
 そのギャップに
 ついてこれるかな

 
 
 
 
 
 

短詩

 
この桜蕾(つぼみ)
 のこりの桜蕾
いつ咲くか
 見上げる吾に
陽光(ひかり)まぶしき

 短詩っつうより短歌だなw 

 こちらはまだ八重桜が5分咲きですよ(^^)ノ

 
 
 
 
 
 

短詩

 
萌葱色の梢

 萌葱色に萌ゆる
 山々に
 束の間の
 雪も降る不思議な季節

 
 
 
 
 
 

短詩

 
ツェムリンスキー

 人魚の歌をや歌え
 恋しき乙女を
 雷神に奪われしも
 その浪漫の火は消えぬ

 
 
 
 
 
 

しょうきゃくろさん

 
 私のなまえはしょうきゃくろ
  ゴミをもやすのがしごとだ
 まちじゅうのゴミをもやして
  まちをきれいにするのだ

 きけんなガスを出さないよう
  私はしんがたの しょうきゃくろだ
 おおきな ながいドラムのなかで
  ゴミをこうおんでむして やくのだ

 もえないものを入れてはいけない
  おなかをこわすんだ
   もえないゴミは分けてだせ

 しめったゴミも良くないな
  火がつかないからな

 紙はよくもえるな
  でも紙はたいていしめってる

 そこでプラスチックだ
  プラスチックのねつりょうはすごいぞ
 プラスチックがあると
  ほかのゴミもよくもえるんだ

 こうおんで よくもえるから
  きけんなガスもでないぞ

 ところがさいきん そのプラスチックが
  でてこない

 プラスチックを分けてるらしい
  もえるのに 分けてるんだ

 プラスチックは さいせいにむいてない
  ぶんしがれっかして さいせいできない
 せきゆにまでもどすぎじゅつは
  まだ ねだんがたかいそうだ

 なんでわざわざ分けるのだ?
  プラスチックがないから
 ゴミがもえない
  こまってるんだ

 しめったゴミがもえないから
  ガソリンをかけてもやしてる

 もったいなくないか?

 いみなくないか?

 どうしてそういうことをするのだ?

 私のなまえはしょうきゃくろ
  きょうもゴミをもやしている

 
 
 
 
 
 

短詩

 
マーラー

 阿修羅のごとき指揮
 鬼神のごとき怒声
 カヴィラのごとき歌を頭脳へ秘め
 天と地を貫く交響曲は
 事象の彼方へと向かう
 怒っちゃやーよ

 
 
 
 
 
 
プロフィール
 

Author:九鬼蛍
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